
| 科目名 | |||
|---|---|---|---|
| 論理学(専門)<リアルタイム> | |||
| 担当教員名 | |||
| 天本 貴之 | |||
| 科目設置 | 文学部専門教育科目 | 授業形態 | 秋期週末スクーリング |
| 科目種別・類 | 第1類 | 単位 | 2 |
| キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
| 設置年度 | 2026 | 授業コード | 52608 |
この科目は「リアルタイムオンライン配信型面接授業(スクーリング)」として開講します。受講に際しては、Zoom、K-LMS、Googleドライブ等のオンラインサービスの利用が必須ですので、基本的な操作・利用方法を各自で確認したうえで履修申告を行ってください。
論理学は論理的に正しい推論(妥当である推論)とはどのようなものか、その基準は何かといったことに関心をもちます。他方で、論理学の知見は、我々が使用している日本語や英語といった日常言語(自然言語)の分析にも応用されてきました。
そこで本年度の論理学(専門)では、日常言語の意味とのかかわりから論理学の基礎と応用を学びます。
論理学は一般に、意味論(モデル論)と証明論という二つのアプローチによって展開されます。この授業ではその一方である意味論的アプローチに焦点をあて、命題論理、述語論理、様相論理や内包論理といった論理体系を概観し、それらが日常言語の意味の分析に対してどのレベルで、どのように関係するのかを勉強します。
複数の論理体系をマスターするというよりも、それぞれの体系のアイデアとおおまかな分析手法を習得することが中心となるでしょう。もちろん、時間の許す限り形式的かつ厳密な導入も行いたいと思います(が、それが主目的ではありません)。
到達目標は、日常言語の表現と論理学の表現の相互翻訳をマスターし、文の真偽を判定したり、文と文の意味論的関係や推論関係を分析できるようになることです。
第1回講義内容
イントロダクション: 推論と文の論理分析
第2回講義内容
準備: 集合・関係・関数
第3回講義内容
命題論理(1) 統語論: 日本語文の記号化と構文分析
第4回講義内容
命題論理(2) 意味論: 論理式の解釈と真理表
第5回講義内容
命題論理(3) 意味論: 恒真式と矛盾式、推論の妥当性
第6回講義内容
述語論理(1) 統語論: 命題論理の拡張(量化子・述語・項・論理式)
第7回講義内容
述語論理(2) 意味論①: 論理式の解釈とモデル
第8回講義内容
述語論理(3) 意味論②: 推論の妥当性
第9回講義内容
様相と内包(1): 可能世界、さまざまな様相表現、文意の曖昧性
第10回講義内容
様相と内包(2): 外延的意味と内包的意味
第11回講義内容
前提と確定記述、そして言語の意味と論理
第12回講義内容
総括・試験
その他の学習内容
・課題・レポート
最終回の試験(論理の問題を解くもの・持ち込みなし)によって評価します。
プリントを適宜配布する
一歩ずつマスターする 論理学入門/峯島宏次 慶應義塾大学出版会 2025
予備知識は特に必要ありません。命題論理・述語論理については上記の参考文献に目を通しておくと理解の助けにはなるはずです(が、指定テキストではありませんし、予習は必須ではありません)。
進捗状況によっては、内容の前後や変更がありえます。ご承知おきください。