
| 科目名 | |||
|---|---|---|---|
| 新・心理・教育統計学 | |||
| 科目設置 | 文学部専門教育科目 | 授業形態 | テキスト科目 |
| 科目種別・類 | 第1類 | 単位 | 3 |
| キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
| 設置年度 | 2026 | 授業コード | T0EA007702 |
統計学は,心理学・教育学に限らず文理を通じたあらゆる学問分野の基礎であり,自然界や人間社会における複雑な現象の背後に潜む法則性を科学的に明らかにする重要な視点を提供してくれます。統計学の基本的な概念やその手法について理解することを通じ,統計的分析の結果を適切に読み取り,それを評価・解釈できるようになることが,本科目の目標です。そこで本科目では,①データを適切に整理し,その分布や関係性を記述する方法,②データに基づいて推論し,仮説を検証する方法,③心理・教育研究における構成概念や仮説モデルを数量的に分析・検証する方法 の3点を中心に,テキストに沿って学習していきます。
指定されているテキストの構成は以下の通りです。
1章 尺度水準
2章 代表値・散布度
3章 相関・連関
4章 クラスター分析
5章 サンプリングと推定
6章 仮説の検定
7章 効果量
8章 t検定 (1サンプル・2サンプル)
9章 分散分析 (1要因・2要因)
10章 単回帰分析・重回帰分析
11章 尺度構成法・信頼性と妥当性
12章 古典的テスト理論・項目反応理論
13章 探索的因子分析
14章 共分散構造分析 (確認的因子分析モデル)
15章 共分散構造分析 (パス解析・潜在変数間のパス解析)
統計学の理解は,納得のゆくまで問題を解くという地道な訓練によってもたらされるもので,時間がかかるプロセスです。指定テキストを一度だけではなく何度も読み直し・解き直しするよう心がけてください。また,近年は市販の教科書も大変充実しています。それらを本科目の参考書として利活用することもお勧めします。
統計学の知識を,テキスト上の学習だけでなく,現実社会において利活用できるようになることを目標に,学習に取り組んでください。また,学習に際して関数電卓を準備していただき,電卓を利用しながら実際に計算をして,理解を深めていくようにしてください。
科目試験によります。なお,科目試験では関数電卓の利用を想定した問題を出題します。
1) 南風原朝和 (著)『心理統計学の基礎─統合的理解のために』有斐閣, 2002年, ISBN: 978-4641121607
2) 南風原朝和 (著)『続・心理統計学の基礎─統合的理解を広げ深める』有斐閣, 2014年, ISBN: 978-4641220416
3) 南風原朝和・杉澤武俊・平井洋子 (著)『心理統計学ワークブック─理解の確認と深化のために』有斐閣, 2009年, ISBN: 978-4641173569
4) 川端一光・荘島宏二郎 (著)『心理学のための統計学入門』誠信書房, 2014年, ISBN: 978-4414301878
5) 橋本貴充・荘島宏二郎 (著)『実験心理学のための統計学』誠信書房, 2016年, ISBN: 978-4414301885
6) 清水裕士・荘島宏二郎 (著)『社会心理学のための統計学』誠信書房, 2017年, ISBN: 978-4414301892
7) 熊谷龍一・荘島宏二郎 (著)『教育心理学のための統計学』誠信書房, 2015年, ISBN: 978-4414301908
8) 尾崎幸謙・荘島宏二郎 (著)『パーソナリティ心理学のための統計学』誠信書房, 2014年, ISBN: 978-4414301922
課題に対する解答だけでなく,解答にいたった考え方のプロセスを丁寧に記述するよう心がけてください。