
| 科目名 | |||
|---|---|---|---|
| 東洋史特殊 | |||
| 科目設置 | 文学部専門教育科目 | 授業形態 | テキスト科目 |
| 科目種別・類 | 第2類 | 単位 | 2 |
| キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
| 設置年度 | 2026 | 授業コード | T0EA011401 |
「東洋史特殊」のテキストは、主にトルコ系諸民族の歴史を通観しながら近現代における中央アジア、アゼルバイジャン、トルコにおける民族主義、ナショナリズムの発展などについて述べたものである。ソ連邦の崩壊以降、ユーラシアのアジア側の部分でさまざまなかたちで民族問題が噴出している。それらの歴史的な背景をトルコ系諸民族の文化を中心に考えることが、このテキストの目的である。本書を通じて広大な地域に分布するトルコ系諸民族に関する歴史的理解が深まることを期待する。テキストの目次は以下のとおりである。
序章 イスタンブルに民族の問題を見る
第1章 トルコ民族とは何か
第2章 ペルシア=イスラーム世界への道
第3章 東方キリスト教世界のトルコ化
第4章 未完のトルキスタン国家
第5章 アゼルバイジャン 二つの顔
第6章 変転するトルコ人の民族意識
終章 灰色の狼はよみがえるのか
履修者の理解度や学習状況に応じて異なるが、初学者であれば一度通読し、そのうえで繰り返し精読することが望ましい。その際、後述の参考文献やテキスト末尾の文献案内を参考にしつつ、関連文献も適宜参照すること。
総合教育科目の「歴史(東洋史)」を履修していることが望ましい。
科目試験による。
永田雄三編『西アジア史Ⅱ イラン・トルコ』〈新版世界各国史9〉山川出版社、2002年
小松久男編『中央ユーラシア史』〈新版世界各国史4〉山川出版社、2000年
永田雄三・羽田正『成熟のイスラーム社会』〈世界の歴史15〉中公文庫、2008年
課題・参考文献の文章を引用または典拠として利用した場合には、必ずその頁数を註として明記すること。なお、註および参考文献リストはレポートの最後にまとめて記すこと。