慶應義塾大学通信教育部シラバス

科目名
国文学
科目設置 文学部専門教育科目 授業形態 テキスト科目
科目種別・類 第3類 単位 4
キャンパス - 共通開講学部 -
設置年度 2026 授業コード T0EA002502

講義要綱

この授業では、古代から近代まで、ジャンル別に各時代の文学作品について学び、時代を越えて古典が近代の作品に影響を与え、また近代の作品が古い文学を権威化・古典化してゆく、その相互作用について理解を深めていくことを目的とする。
指定教科書の構成は次の通りである。
1、生成する文学と、その眺望
2、漢詩文
3、和歌
4、歌謡
5、日記
6、紀行文学
7、物語
8、随筆
9、歴史文学
10、説話
11、軍記
12、劇
13、連歌と俳諧
14、近代の詩歌
15、近代の文学と、そのゆくえ

テキスト

島内裕子『日本文学における古典と近代』(放送大学教育振興会、2018年)

テキストの読み方

テキストを読む際は、各ジャンルごとに取り上げられている作品同士が相互にどのように関連しあっているかという視点から読んでいくこと。各章末の「発展学習の手引き」も参考にしてほしい。

履修上の注意

本科目ではテキストを読むだけでは作品を理解するのに不十分なため、できるだけテキストで取り上げた作品に実際に目を通して内容を把握してほしい(各作品はテキストの各章末「引用本文と主な参考文献」に挙げられているものを読むことを推奨する)。

成績評価方法

科目試験による。

参考文献

テキスト各章末の「引用本文と主な参考文献」に取り上げられているもの。

レポート作成上の注意

〇レポート作成に際して、自分自身の考えと、参考文献の文章を明確に区別すること。
(どこからどこまでが参考文献の文章の引用か必ず明示する、参考文献リストに挙げるだけでは不可)
 また、参考文献に頼るだけでなく自分なりの意見についても記してほしい。
〇文章作成、用例および先行研究を含む文献引用について、生成AIの使用は認めない。
〇参考とした文献の文章は「 」に入れるかたちで引用して(引用部分が長く、複数行に渡る場合には改行して引用部分全体を2字下げする)、研究書名・論文名・著者名・刊行年月・ページ数などを明記する(提示した参考文献以外のものでも可)。
〇古典文学を引用する場合は古典本文を用いること(現代語訳を併記しても良いが、現代語訳のみは不可)。
〇古典文学のテキストは、新潮日本古典集成(新潮社)、新編日本古典文学全集(小学館)、日本古典文学大系・新日本古典文学大系(岩波書店)のシリーズを用いるのが望ましい。孫引きは不可である。
〇万葉集など漢字で書かれた歌は、読み下し文でもよいが、訓読によって歌意が変化する場合などは原文表記を併記すること。