
| 科目名 | |||
|---|---|---|---|
| 英語科教育法Ⅰ | |||
| 科目設置 | 教職科目 | 授業形態 | テキスト科目 |
| 科目種別・類 | 単位 | 2 | |
| キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
| 設置年度 | 2026 | 授業コード | T0F0005201 |
授業の到達目標及び概要
中学校及び高等学校の英語教育の知識を深めるために学習指導要領及び教科用図書 (教科書)について学習を進め、学習到達目標、また年間指導計画、単元計画、各時間の指導計画について理解を深める。また、小学校の外国語活動・外国語科の学習指導要領並びに教材、教科書について知るとともに、小学校・中学校・高等学校の連携の在り方について理解を進めることが到達目標である。
授業の概要
中学校及び高等学校における3つの資質と能力を踏まえた「5つの領域:聞くこと、読むこと、話すこと(やり取り)、話すこと(発表)また書くこと」の指導についての知識を支える音声、文字、語彙、表現・文法の指導について基本的な知識と技能を身につける。様々な教材やICTの活用方法を学ぶとともに、英語で行われる授業の授業展開、生徒の特性や習熟度の応じた指導についても理解をする。
授業計画
指定のテキストの構成は以下の通りである。
第1章 英語教育の目的 Purposes of English Education
1 グローバル社会と英語
2 日本の英語教育史
3 現在の英語教育政策
第2章 英語教師論 Becoming a Good Language Teacher
1 求められる資質・能力
2 授業実践上の課題
3 教師の成長
第3章 学習者論 Becoming a Successful Learner
1 学習者要因
2 学習ストラテジー
3 学びのトレーニングの必要性
第4章 言語習得と言語教育 Language Acquisition and Language Teaching
1 第一言語習得
2 第二言語習得
3 第一言語習得と第二言語習得を比較する…外国語教育の視点から
4 英語教育のここを疑ってみよう
第5章 教授法 Ways of Teaching
1 教授法に関する言葉の定義
2 意識的な文法理解
3 無意識に使えるまで繰り返す
4 コミュニケーションによる第二言語習得
5 学習者をリラックスさせよ
6 学習の焦点はどこにあるのか
第6章 学習指導要領 The Courses of Study
1 学習指導要領とは何か?
2 現行学習指導要領の要点
3 何を教えればよいのか?
第7章 リスニング指導 Teaching Listening
1 リスニングとは何か?
2 リスニング指導の目標
3 リスニングの指導過程
4 リスニング指導のアクティビティ
5 上手な聞き手とは
第8章 スピーキング指導 Teaching Speaking
1 スピーキングとは何か
2 スピーキング指導の目標
3 教室でのスピーキングのタイプ
4 スピーキング指導の具体例
5 上手な話し手とは
第9章 リーディング指導 Teaching Reading
1 リーディングとは何か?
2 リーディング指導の目標
3 リーディングの指導過程
4 リーディング指導のアクティビティ
5 上手な読み手とは
第10章 ライティング指導 Teaching Writing
1 ライティングとは何か?
2 ライティング指導の目標
3 文字と単語
4 英文を書く
5 パラグラフを書く
6 上手な書き手とは
第11章 4技能と音声・語彙・文法指導 Teaching the Sounds, Words, and Grammar for the Four Skills
1 コミュニケーション能力
2 4技能のための音声指導
3 4技能のための語彙指導
4 4技能のための文法指導
5 定型表現とやりとりの仕方の指導
第12章 教材研究 Materials Development
1 教材内容の研究
2 指導方法の研究
3 教材の評価
第13章 指導案 Lesson Plans
1 2種類の指導案
2 指導案に書くべきこと
3 指導案作成で心がけるべきこと
第14章 ティーム・ティーチング Team Teaching
1 Team Teachingの基礎知識ときまり
2 JTLとALTの役割
3 ALTとの人間関係
4 TTの授業の実際
5 TTの3Rs(Rules, Roles, and Relationships)と教師の成長
第15章 評価とテスト Assessment and Testing
1 評価に関する用語の定義
2 さまざまな評価とテスト
3 テスト作成の条件
4 4技能の評価
5 筆記テスト以外の評価
第16章 教育実習 Teaching Practicum
1 教育実習の意義と目的
2 教育実習ですべきこと
3 教育実習の心構え
第17章 今後への展望 Outlook on English Education in Japan
1 英語教育の今後への展望
2 英語教師に求められる資質能力とは何か?
岡田圭子, ハヤシブレンダ, 嶋林昭治, 江原美明. 基礎から学ぶ英語科教育法. 東京, 松柏社, 2015年
教育現場における実践に重きを置きながらも、研究や理論のことも同時に学ぶ。特に、目的論・カリキュラム論・教材論・学習者論・教授法・評価法・4技能5領域については、理解を深めること。
教職に関する科目(教育心理学・教育方法論・学校カリキュラム論などに関連する科目)や、教科に関する科目(英語学・言語学・英米文学・比較文学などに関連する科目)等と同時、または単位修得後に履修することを勧める。
「履修上の注意」参照。
課題レポート及び科目試験の結果によって評価する。
文部科学省『小学校学習指導要領』
文部科学省『中学校学習指導要領』
文部科学省『高等学校学習指導要領』
文部科学省『小学校学習指導要領解説ー外国語活動・外国語編』
文部科学省『中学校学習指導要領解説─外国語編─』
文部科学省『高等学校学習指導要領解説 外国語編・英語編』
文部科学省 国立教育政策研究所『「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 小学校ー外国語・外国語活動』
文部科学省 国立教育政策研究所『「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 中学校ー外国語』
文部科学省 国立教育政策研究所『「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 高等学校ー外国語』
(なお、上記の学習指導要領については、文部科学省のホームページから最新版をダウンロードすること)
酒井英樹, 廣森友人, 吉田達弘 編著. 「学ぶ・教える・考える」ための実践的英語科教育法, 大修館書店, 2018年
望月昭彦 編著ほか. 新学習指導要領にもとづく英語科教育法. 第3版, 大修館書店, 2018年
JACET SLA研究会 編著. 第二言語習得と英語科教育法, 開拓社, 2013年
*新しい学習指導要領や版などが出ている場合はそちらを参考にすること
課題1:中学校または高等学校の検定教科書から一つのUnitまたは課を選び、授業指導案を書いてください。中学校の場合は日本語または英語のどちらかを1回分、高等学校の場合は英語で1回分の授業指導案を指定テキストを参考にしながら授業の目標、時間配分、指導過程、授業での留意点などをを含めて作成をしてください。
課題2:次の項目について、指摘テキストの内容を参考にしながら、記述してください。(できる限り文字制限内)
(1)外国語教授法について2つ取り上げ、特徴と問題点
(2)学習者要員について教師が理解、意識すべきこと
(3)スピーキングの指導、活動