慶應義塾大学通信教育部シラバス

科目名
日本経済論
担当教員名
植田 浩史
科目設置 経済学部専門教育科目 授業形態 夏期スクーリング
科目種別・類 単位 2
キャンパス 三田 共通開講学部 -
設置年度 2020 授業コード 62025
開講期間 II期 8/18~8/23 曜日・時間等 1~2限 9:00~12:45

授業科目の内容

明治期の近代化以降、今日までの日本経済について、産業、企業を中心に、その構造と展開を歴史的に論じる。日本経済はどのように欧米へのキャッチアップを果たし、産業や企業の国際競争力を高めてきたのか、かつて競争力を持った産業分野がなぜ現在厳しい状況におかれているのか、などについて、時代の変遷とともに変わっていく日本経済の姿を論じていく。

第1回講義内容
序章 近代化と日本経済(1)幕末期~1920年代

第2回講義内容
序章 近代化と日本経済(2)1930年代~敗戦 第1章 高度成長期(1)戦後復興から高度成長

第3回講義内容
第1章 高度成長期(2)高度成長の構造

第4回講義内容
第2章 安定成長期(1)ドルショック、石油ショック

第5回講義内容
第2章 安定成長期(2)Japan as No.1の時代へ

第6回講義内容
第3章 バブル経済と崩壊(1)プラザ合意からバブル経済

第7回講義内容
第3章 バブル経済と崩壊(2)バブル崩壊

第8回講義内容
第4章 「失われた10年」期(1)バブル崩壊後の10年

第9回講義内容
第4章 「失われた10年」期(2)日本型経済システムの変貌

第10回講義内容
第5章 日本経済の現状(1)

第11回講義内容
第5章 日本経済の現状(2)

第12回講義内容
終章 総括

その他の学習内容
  ・小テスト

成績評価方法

毎日行う小テストと最終講義の後のレポートによる。

テキスト(教科書)※教科書は変更となる可能性がございます。

プリントを適宜配布する

参考文献

適宜指示する。

受講上の要望、または受講上の前提条件

日本の近代から現代にいたる歴史についてのある程度の基礎知識を前提に講義を行う。