科目名 | |||
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文学 | |||
担当教員名 | |||
高橋 幸吉 | |||
科目設置 | 総合教育科目 | 授業形態 | 夏期スクーリング |
科目種別・類 | 3分野科目/人文科学分野 | 単位 | 2 |
キャンパス | 日吉 | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2020 | 授業コード | 12013 |
開講期間 | I期 8/11~8/16 | 曜日・時間等 | 3~4限 14:15~18:00 |
中国古典文学史概説。古代から二十世紀初めまでの中国文学の流れを概観しながら、重要な詩人・文人・作品などを紹介し、適宜精読する。
第1回講義内容
まず「中国」「古典」「文学」とは何かについて定義した上で漢字の発生から漢代の文学までを取り上げる。
第2回講義内容
魏晋南北朝時代の文学。
第3回講義内容
「近体詩」の成立、隋~盛唐にかけての詩。
第4回講義内容
中晩唐の詩、詞の発生、古文運動、古典小説の発展。
第5回講義内容
北宋の詩。
第6回講義内容
南宋の詩、詩話の盛行。
第7回講義内容
南北宋の詞、「古文」の成立。
第8回講義内容
遼・金の文学、元詩、雑劇の隆盛、散曲。
第9回講義内容
明代の詩文。
第10回講義内容
章回小説の発生、南戯。
第11回講義内容
清代の文学。
第12回講義内容
清末の文学。全体を振り返り「中国古典文学とは何か」を考察する。
その他の学習内容
・課題・レポート
・必要に応じてテキスト本⽂の訓読や現代日本語訳などを受講者に担当していただきます。
・毎日の小レポート提出を以て出席とし、出席率が3分の2(4回提出)に達しない場合は成績評価の対象としない。また最終レポート(6000字以上)を期日までに提出しなかった場合や規定の字数に達していない場合も成績評価の対象としない。やむを得ない事情がある場合は通信教育部または授業担当者に必ず連絡・相談すること。
・最終的な成績は小レポートと最終レポートを総合的に判断して決定する(小レポート3割・最終レポート7割)。
プリントを適宜配布する
・事前にプリントを熟読し、奇字難語については辞書で調べておくこと。
・漢⽂の学習歴があること、高校世界史程度の中国史の知識があることが望ましい。
・授業の転載・ネット配信、および無断録⾳・録画を禁⽌する。
・何らかの合理的配慮を必要とする受講希望者は、受講が決定したら必ず通信教育部に相談すること。