科目名 | |||
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地理学 | |||
担当教員名 | |||
大島 英幹 | |||
科目設置 | 総合教育科目 | 授業形態 | 夏期スクーリング |
科目種別・類 | 3分野科目/社会科学分野 | 単位 | 2 |
キャンパス | 三田 | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2020 | 授業コード | 12034 |
開講期間 | II期 8/18~8/23 | 曜日・時間等 | 1~2限 9:00~12:45 |
Google Mapなどの地理情報システム(GIS : Geographic Information System)を用いると、地図に地形や災害被害予想図(ハザードマップ)を重ねたり、歩いたルートを地図に表示させたり、国・地方自治体・町・丁目単位の人口・経済活動・観光客数などの統計データから塗り分け地図をつくったりできます。
この科目では、シンクタンクでGISを活用して鉄道や航空の利用者数予測や費用対効果分析をしている教員が、Google Map・地理院地図・jSTAT MAP・RESASなどのウェブサイトGIS(Web GIS)を使って、地域の特性や地域間の違いを把握し、地域の問題を発見し、その原因を分析し、解決策を提案する演習を行います。
せっかく全国(全世界)からみなさんが参加されるスクーリングなので、普段のテキスト学習ではできないことをします。第1~7回は、Web GISを使って、地域の特性や地域間の違いを見ます。第8回はKJ法・SWOT分析で問題発見を、ロジックツリーで問題解決を検討します。第9~12回は個人または3人以下のグループで、Zoom(ビデオ会議)で5分間の課題発表をします。
第1回講義内容
授業の概要説明、地図・地理情報
第2回講義内容
地図をつくる
第3回講義内容
地形と災害リスク
第4回講義内容
街の地理情報分析
第5回講義内容
東京一極問題
第6回講義内容
市町村の地理情報分析
第7回講義内容
国の地理情報分析
第8回講義内容
地域の問題発見・解決
第9回講義内容
最終課題発表1
第10回講義内容
最終課題発表2
第11回講義内容
最終課題発表3
第12回講義内容
最終課題発表4
その他の学習内容
・最終課題(地理情報を使って、地域の問題を分析し解決策を提案する)
最終課題の発表により評価します。
授業ページ:https://sites.google.com/view/dejichizu-hiyoshi/schooling
RESASの教科書/日経ビッグデータ 日経BP社 2016
全論点 人口急減と自治体消滅/時事通信社編 時事通信社 2015
地方消滅 東京一極集中が招く人口急減(中公新書2282)/増田寛也編著 中央公論新社 2014
『やさしいデジタル地図』https://sites.google.com/site/dejichizu/
この科目は、入学後早い時期に履修する総合教育科目であり、今後の大学での学習に必要な、問題発見・解決手法を習得します。
演習で使うWeb GISは、インターネットでホームページを見られる人ならば、かんたんに使えます。
復習として、授業で行った演習を、対象地域を変えて行ってみてください。約30分かかることが想定されます。また、最終課題の準備に約90分かかることが想定されます。
最終課題発表に対しては、教員が質問・コメントをします。
受講にはインターネットブラウザが入っているパソコンかタブレットが必要です。(スマホだけではちょっと無理です。)
最終課題発表は、授業時間通り(9:00-12:45)にZoom(ビデオ会議)で行います。はじめてで不安なひとは、第8回の時間内にZoomの試運転をしてみてください。
あり