授業科目の内容

教育心理学とは、私たちの学びについて心理的な法則や事実を研究し、教育活動をより効果的に行うための新しい研究成果や方法を提供する心理学である。本講義では、教育と学習における重要な理論幼児・児童及び生徒の心の発達、個人差のとらえ方、教育心理学の観点から見た教育実践の4つの軸について概要を学ぶ。本講義を通じて、幼児・児童及び生徒の心の発達の全体像をイメージできるようになること、教育の理論と実践のつながりについて理解すること、自らの学ぶ意義について心理学的な視点を持って深く考察できるようになることを目指す。

第1回講義内容
学習を支えるしくみ(1)　記憶

第2回講義内容
学習を支えるしくみ(2)　学習の理論

第3回講義内容
学習を支えるしくみ(3)　動機づけ

第4回講義内容
心の発達(1)　認知・思考

第5回講義内容
心の発達(2)　自己理解

第6回講義内容
心の発達(3)　他者理解

第7回講義内容
心の発達(4)　言語

第8回講義内容
心の個人差(1)　遺伝と環境

第9回講義内容
心の個人差(2)　発達障害

第10回講義内容
教育心理学と教育実践(1)　教育評価

第11回講義内容
教育心理学と教育実践(2)　学級集団

第12回講義内容
試験・総括

その他の学習内容
　　・特になし

成績評価方法

最終日の小テスト、小レポートによる

テキスト（教科書）※教科書は変更となる可能性がございます。

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参考文献

実践につながる教育心理学/櫻井茂男・黒田祐二 北樹出版 2012
基礎からまなぶ教育心理学/小山義徳 サイエンス社 2018

受講上の要望、または受講上の前提条件

予習：日常的に教育に関する報道に目を留め、授業のテーマに関連づけながら考察する(60分程度)
復習：配布資料に目を通し授業のポイントを整理する(60分程度)
参考文献の購入は必須ではありません。
受講上の前提条件は特にありません。積極的な参加を望みます。