科目名 | |||
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日本史概説 | |||
担当教員名 | |||
中島 圭一 | |||
科目設置 | 文学部専門教育科目 | 授業形態 | 夏期スクーリング |
科目種別・類 | 第2類 | 単位 | 2 |
キャンパス | 日吉 | 共通開講学部 | 経済学部、法学部でも開講する |
設置年度 | 2020 | 授業コード | 52030 |
開講期間 | I期 8/11~8/16 | 曜日・時間等 | 1~2限 9:00~12:45 |
都市からみた中世日本
12~16世紀の日本では、朝廷や幕府が所在した京都・鎌倉を初めとして、さまざまな種類の都市や町が各地に発達しました。本講義では、それらの都市や町の実像を古文書・古記録や考古学的調査の成果に基づいて確かめながら、背景にある政治や社会・文化のあり方を考えていきます。そして、都市の様相の変化を通じて、古代末・中世初頭から中世末・近世初頭までの間の時代の移り変わりを浮かび上がらせていきたいと思います。
第1回講義内容
鴻臚館~博多~福岡―都市の古代・中世・近世
第2回講義内容
平安京の解体
第3回講義内容
京都の成立
第4回講義内容
館の世界-平泉と鎌倉―
第5回講義内容
鎌倉の都市化
第6回講義内容
室町幕府と京都
第7回講義内容
中世港町の成立と発展
第8回講義内容
中世港町の衰退
第9回講義内容
応仁の乱後の京都
第10回講義内容
戦国大名の城下町
第11回講義内容
那覇のチャイナタウンと日本人町
第12回講義内容
試験と総括
その他の学習内容
・予め中世史の概略を頭に入れておいて下さい。別掲の参考文献のほか、詳細な通史として『日本の歴史』07・09~14(講談社学術文庫)を、テーマ別の概説として『日本の中世』1~12(中央公論新社、2002~2003年)をお薦めしておきます。
kcc-trackの課題提出機能を用いて、試験に近い形で実施・提出してもらうレポートを中心に評価する。
各日の講義の後に課す小レポートの評価も加味する。
プリントを適宜配布する
中世史講義/高橋典幸・五味文彦(編) ちくま新書 2019
ある程度の日本史の知識を前提として講義を進めるので、別記したように予め中世史の概略を頭に入れておいて下さい。なお、講義の順序の変更や一部差し替えの可能性もあるので、予めお含みおきください。