慶應義塾大学通信教育部シラバス

科目名
社会科・公民科教育法Ⅱ
担当教員名
山田 規雄
科目設置 教職科目 授業形態 夏期スクーリング
科目種別・類 教職 単位 2
キャンパス 日吉 共通開講学部 -
設置年度 2020 授業コード 82012
開講期間 I期 8/11~8/16 曜日・時間等 1~2限 9:00~12:45

授業科目の内容

〔授業の到達目標及びテーマ〕
 中学校社会科・高等学校公民科の基礎的な学習指導理論を理解し、具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を身に付ける。
〔授業の概要〕
 中学校および高等学校の社会科、地歴公民科の教員として勤務している経験をもとに、社会科・公民科のあり方について論じる。
 教育実習を行う上で必要な教科指導等に関する知識や実践的技能を身につけるため、最新の研究動向もふまえながら、教材研究、授業案の作成、それに基づく模擬授業の実施、担当者および受講生同士の相互評価などをおこなう。

第1回講義内容
ガイダンス

第2回講義内容
社会科・公民科の内容構成と全体構造

第3回講義内容
学習指導と学習評価

第4回講義内容
年間指導計画と学習指導案の作成

第5回講義内容
模擬授業と相互評価(中学校1,2年生の実態を視野に入れた授業設計)

第6回講義内容
模擬授業と相互評価(中学校3年生、高校1年生の実態を視野に入れた授業設計)

第7回講義内容
模擬授業と相互評価(高校2,3年生の実態を視野に入れた授業設計)

第8回講義内容
模擬授業と相互評価(中等社会科教育における情報機器と教材の効果的な活用法)

第9回講義内容
模擬授業と相互評価(中学校における情報機器と教材の効果的な活用法)

第10回講義内容
模擬授業と相互評価(高等学校における情報機器と教材の効果的な活用法)

第11回講義内容
社会科・公民科の実践研究の動向

第12回講義内容
試験と総括

その他の学習内容
  ・課題・レポート

成績評価方法

最終レポート及び平常点による。

テキスト(教科書)※教科書は変更となる可能性がございます。

・文部科学省『中学校学習指導要領解説 社会編』
・文部科学省『高等学校学習指導要領解説 公民編』
(最新版の「学習指導要領解説」は文部科学省のホームページからダウンロード可能)
・文部科学省検定済教科書 中学校社会または高等学校公民分野
(科目、出版社不問。ただし模擬授業実施予定の科目、分野の教科書を用意すること。各地の「教科書取次店」で入手可能)

参考文献

公民教育事典/日本公民教育学会 第一学習社 2009
新版 社会科教育事典/ 日本社会科教育学会 ぎょうせい 2012

受講上の要望、または受講上の前提条件

スクーリング実施前に、事前課題および課題図書についての指示を履修者に送付する。質問・相談等がある場合は、その際通知する担当者連絡先を用いること。
毎回、講義終了後にコメントシートの提出を求める(10分程度)。また復習として、前記課題図書の該当箇所を精読すること(60分程度)。

講師の実務経験※実務家としての経験があり、その知見が授業に反映されている場合に、「あり」と表示されます

あり