慶應義塾大学通信教育部シラバス

科目名
体育理論
科目設置 総合教育科目 授業形態 テキスト科目
科目種別・類 保健体育科目 単位 2
キャンパス - 共通開講学部 -
設置年度 2020 授業コード T0CA000102

講義要綱

体育学は、人間の身体活動を対象とした応用科学であり、その範疇は広く人文・社会・自然科学全てに及びます。本科目は、人間の行う身体活動の意味を幅広く理解することを目的とするものです。健康で豊かな日常生活のための身体活動について、その現代的意義を考え、また運動として実践するための基礎的知識を得る、さらにスポーツ・運動が人間の社会にどのように根付いてきたか、その文化的背景などについての理解を深めていきます。
 レポート課題は2題の中から1題の選択としますが、試験においては全範囲にわたって総合的な理解を求めます。

テキストの読み方

各章の最後にあげた参考文献を補助的に用いて、テキスト本文の理解を深めてください。「体育理論の学び方」も参考にしてください。

成績評価方法

科目試験による。

参考文献

玉木正之『スポーツとは何か』講談社現代新書、1999年
安部孝・琉子友男編『これからの健康とスポーツの科学第四版』講談社、2015年
宮下充正『トレーニングの科学的基礎(改訂版)』ブックハウスHD、2007年
杉晴夫『筋肉はふしぎ』講談社ブルーバックス、2003年
勝田茂『入門運動生理学第3版』杏林書院、2007年

レポート作成上の注意

3000字~4000字を目安とし、参考にした文献を明記してください。引用した場合、必ず文中に注・番号を入れ、文末に文献名・引用頁を明示して対応させてください。自身の主張と文献からの引用を区別して論述を展開するように心掛けてください。本書「学習の手順」の中の「レポート作成上の注意」を確認してください。特に「参考文献の使用」を熟読願います。