科目名 | |||
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社会学史Ⅰ | |||
科目設置 | 文学部専門教育科目 | 授業形態 | テキスト科目 |
科目種別・類 | 第1類 | 単位 | 2 |
キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2020 | 授業コード | T0EA002102 |
「社会学史Ⅰ」では社会学の歴史の全体を概観する。おおまかに言えば、社会学の歴史は、サン=シモン、コント、マルクスらの第一世代とともにはじまり(誕生期)、デュルケム、ウェーバー、ジンメル、ミードらの第二世代によって確立され(成立期)、パーソンズ、マンハイム、シュッツ、ブルーマーらの第三世代によって展開され(展開期)、そしてルーマン、コールマン、ハーバーマス、フーコー、ゴフマン、ガーフィンケル(エスノメソドロジー)、ブルデュー、ギデンズら現代の社会学者たちへと受け継がれている。まずこの社会学の流れの全体像を把握し、そのうえでいずれかひとりの社会学者を中心に、さらに深く掘り下げて理解することがこの講義の目的である。
那須壽編『クロニクル社会学』有斐閣アルマ、1997年
まずテキスト(『クロニクル社会学』)を通読して社会学の歴史の全体像を把握する。そのうえでテキストで取り上げられている社会学者から、関心をもった社会学者をひとり選んで、テキストの「読書案内」にしたがって、さらにその社会学者の学説について学習を深める。
科目試験による。
わからない用語がでてきたときに自分で調べられるよう、以下の小辞典のうちいずれかを手元に置くことが望ましい。
『岩波小辞典社会学』岩波書店
『社会学小辞典』有斐閣
社会学全般に関しては、
長谷川公一・浜日出夫ほか『社会学』有斐閣
「社会学史Ⅱ」と同一の文献を選択することはできない。
分量は4000字以内。ただし1割程度の誤差にとどめること。ワープロを使用する場合は、末尾に総字数を明記すること。