科目名 | |||
---|---|---|---|
財政論(E) | |||
科目設置 | 経済学部専門教育科目 | 授業形態 | テキスト科目 |
科目種別・類 | 単位 | 2 | |
キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2020 | 授業コード | T0EB001102 |
この講義は、わが国の財政制度の基本を学ぶとともに、財政に関連した経済学の理論に基づく考え方を講義する。政府債務が累増している財政の現状とともに、国の予算制度、税制(所得税・法人税・消費税など)と租税理論、社会保障制度(医療・介護・年金など)、地方財政制度などを取り上げる。
土居丈朗『入門財政学』日本評論社、2017年
基本的に、テキストで自己完結的に理解できるようになっている。ただ、テキストだけでわからないところがあれば、参考文献などを参照するとよい。
成績評価をする科目試験は、テキストの中から出題される。テキスト(第9章までと第12章)を熟読していれば、試験問題には答えられる。
科目試験による。ただし、テキストの第10章と第11章は対象としない。
土居丈朗『入門公共経済学(第2版)』日本評論社、2018年
土居丈朗『日本の税をどう見直すか』日本経済新聞出版社、2010年
井堀利宏・小西秀樹『政治経済学で読み解く政府の行動』木鐸社、2016年
この講義で取り上げる内容について、現行制度と経済理論をバランスよく理解することが重要である。現行制度だけでなく、財政に関連した経済学の理論にも関心を持ち、関連する政策について各省庁や政府の会議等で公表された資料も活用するとよい。