科目名 | |||
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特別活動論 | |||
科目設置 | 教職科目 | 授業形態 | テキスト科目 |
科目種別・類 | 単位 | 2 | |
キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2020 | 授業コード | T0F0004501 |
〔授業の到達目標及びテーマ〕
本科目では、特別活動の教育的意義や役割について考察し、教員としての基礎的な力量を養うことをねらう。特別活動の教育課程上の位置づけや内容・指導方法、評価などの特質から、教育的意義や役割について考えていく。到達目標は次の通りである。
○特別活動の意義をとらえ、これの目標と内容を理解することができる。
○特別活動における各活動・学校行事の特質をとらえ、指導法を理解することができる。
〔授業の概要〕
本科目では、特別活動の教育課程上の位置づけや内容、指導方法、評価などの特質から、人間形成における特別活動の意義や役割について概観する。
〔授業計画〕
学年の違いによる活動の変化や他教科との関連、「チーム学校」としての家庭・地域との連携という観点からも特別活動の特質について学ぶ。本科目では、特別活動の教育的意義や役割について考察することを通して、各活動・学校行事の特質やそれぞれの指導法を理解し、教員としての基礎的な力量を養うことを目的としている。指定教科書の構成は次の通りである。
序 章
第1部 特別活動の考え方・進め方
第1章 特別活動の目標
第2章 学級活動(ホームルーム活動)
第3章 児童会・生徒会活動
第4章 学校行事
第5章 クラブ活動と部活動
第2部 新しい学校と特別活動の課題
第6章 特別活動の今日的課題
第7章 「総合的な学習の時間」と特別活動
第8章 教科指導と特別活動の関連
第3部 特別活動を考えるための基礎
第9章 学級・学校集団の理論
第10章 特別活動の歴史
終 章
高旗正人・倉田侃司編著『新しい特別活動指導論〔第2版〕』ミネルヴァ書房、2011年。
文部科学省ホームページ、参考文献を参照し、新学習指導要領(中学校:平成29年告示、高等学校:平成30年告示)の内容と比較・考察しながら、テキストを読み進めてください。
各教科、「特別の教科 道徳」、総合的な学習(探究)の時間の指導法など、関連諸分野への幅広い関心が求められる。
レポートの合格を前提として科目修得試験によって評価する。
文部科学省『中学校学習指導要領(平成29年告示)』東山書房、2018年。
文部科学省『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 特別活動編』東山書房、2018年。
文部科学省『高等学校学習指導要領(平成30年告示)』東山書房、2019年。
文部科学省『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 特別活動編』東京書籍、2019年。
文部科学省ホームページ、参考文献を参照し、新学習指導要領(中学校:平成29年告示、高等学校:平成30年告示)の内容と比較・考察しながら、レポートを作成してください。