慶應義塾大学通信教育部シラバス

科目名
社会学特殊
担当教員名
李 錫敏
科目設置 文学部専門教育科目 授業形態 夜間スクーリング
科目種別・類 第1類 単位 2
キャンパス 三田 共通開講学部 法学部専門教育科目:国際政治論
設置年度 2020 授業コード 72030
開講期間 10月5日(月)~12月28日(月) 曜日・時間等 月曜日、18:20~20:05

授業科目の内容

2020年度の授業は新型コロナウィルス感染症拡大防止策ガイドラインにしたがい、以下の通りに実施します。
1.授業実施形態: オンライン授業(オンデマンド方式)
  ※授業資料をクラウドに公開し、受講者が都合の良い時間に(オンデマンド)受講できる方式
2.使用するツール(クラウド): kcc-track
3.授業の概要: 教科書の『国際紛争―理論と歴史』から国際紛争と協調に関する基礎知識を習得した上で、事例研究として核拡散問題をとり上げて国際政治に関する理解を深めていきます。
4.授業の進め方: kcc-trackで配信する授業資料を参考にしながら各章(1章から9章まで)を読んだ後、章末の「学習上の論点」から一つの論点に選んでレポートを作成して提出してください。

第1回講義内容
イントロダクション

第2回講義内容
第1章 世界政治における紛争と協調には一貫した論理があるか?

第3回講義内容
第2章 紛争と協調を説明する―知の技法

第4回講義内容
第3章 ウェストファリアから第一次世界大戦まで

第5回講義内容
第4章 集団安全保障の挫折と第二次世界大戦

第6回講義内容
第5章 冷戦

第7回講義内容
第6章 冷戦後の紛争と協調

第8回講義内容
第7章 現在の引火点

第9回講義内容
第8章 グローバリゼーションと相互依存

第10回講義内容
第9章 情報革命と脱国家主体

第11回講義内容
核拡散問題に関する事例研究(1)―インド、パキスタン、リビア、イラク

第12回講義内容
核拡散問題に関する事例研究(2)―イラン、北朝鮮

その他の学習内容
  ・課題・レポート
  ・1.レポート:各章を読んだ後、章末の「学習上の論点」から一つの論点に選んでレポートを作成して提出(1000文字程度、wordファイルやpdfファイル) 2.北朝鮮の核・ミサイル問題は現在も進行中ですので、常に関連ニュースをチェックしてください。

成績評価方法

各章の論点に関するレポート60% 期末レポート40%

テキスト(教科書)※教科書は変更となる可能性がございます。

『国際紛争―理論と歴史〔原書第10版〕』/ジョセフ・S.ナイ・ジュニア、デイヴィッド・A.ウェルチ(田中明彦、村田晃嗣訳) 有斐閣 2017

参考文献

テキストの巻末にある「さらに読み進む人のために」に掲載されている文献リストを参考にしてください。

受講上の要望、または受講上の前提条件

初回の授業で配信するシラバスを必ず確認してください。
授業開始までに指定したテキストの新版や改訂版が刊行された場合は、最新の版を使用します。