慶應義塾大学通信教育部シラバス

科目名
経済原論(マクロ経済学)
担当教員名
八尾 政行
科目設置 法学部専門教育科目 授業形態 春期週末スクーリング
科目種別・類 甲類・乙類 単位 2
キャンパス 三田 共通開講学部 経済学部専門教育科目:経済原論(マクロ経済学)
設置年度 2020 授業コード 62002
開講期間 2020年6月13日~6月28日 曜日・時間等 第1週6/13・14、第2週6/20・21、第3週6/27・28、土曜日13:30~17:15、日曜日9:00~12:45

授業科目の内容

 マクロ経済学はミクロ経済学と並び、今日の経済学の基礎となる分野である。消費者、生産者といった経済の構成員の視点をもとにしたミクロ経済学に対し、マクロ経済学は経済全体を俯瞰する立場をとる。本講義はマクロ経済学のなかでも、短期の経済に関する分析に焦点を当てる。特に中央銀行が行う金融政策が果たす役割について学ぶ。また、今日のマクロ経済学を理解する上で避けては通れない、合理的期待形成についても学ぶ。

(5/7追記)遠隔授業実施により授業内容の変更を検討している。詳細については、授業初回で説明する。

第1回講義内容
導入:マクロ経済学とは何か

第2回講義内容
労働市場(1)

第3回講義内容
労働市場(2)

第4回講義内容
短期のマクロ経済モデル(1)

第5回講義内容
短期のマクロ経済モデル(2)

第6回講義内容
金融政策(1)

第7回講義内容
金融政策(2)

第8回講義内容
ニュー・ケインジアンのマクロ経済モデル(1)

第9回講義内容
ニュー・ケインジアンのマクロ経済モデル(2)

第10回講義内容
合理的期待形成について(1)

第11回講義内容
合理的期待形成について(2)

第12回講義内容
総括

その他の学習内容
  ・課題・レポート
  ・小テスト
  ・複数回講義内容を復習するための宿題を出す。 (5/7追記)遠隔授業実施により授業計画を変更する。 宿題は出さず、 kcc-Trackで小テスト3回及び最終日付近に課題レポート出題を行う。

成績評価方法

最終日の試験による。

(5/7追記)遠隔授業実施により授業計画を変更する。
最終日の試験は実施せず、 kcc-Trackで小テスト3回及び最終日付近に出題する課題レポートで評価を行う。

テキスト(教科書)※教科書は変更となる可能性がございます。

プリントを適宜配布する

参考文献

・齊藤誠・岩本康志・太田聰一・柴田章久 『マクロ経済学(New Liberal Arts Selection)』、有斐閣、2010年
・二神孝一・堀敬一『マクロ経済学 第2版』有斐閣、2017年
その他の参考文献は講義中に紹介する。

受講上の要望、または受講上の前提条件

受講にあたって、特に前提とする知識はない。ただし、ミクロ経済学、微分法に関する知識があればより内容を理解できる。