科目名 | |||
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政治思想論 | |||
担当教員名 | |||
長野 晃/萩原 能久 | |||
科目設置 | 経済学部専門教育科目 | 授業形態 | 夜間スクーリング |
科目種別・類 | 単位 | 2 | |
キャンパス | 三田 | 共通開講学部 | 法学部専門教育科目:政治思想論 |
設置年度 | 2020 | 授業コード | 72028 |
開講期間 | 10月2日(金)~12月25日(金) | 曜日・時間等 | 金曜日、18:20~20:05 |
本講義では、古典古代から近現代に至る西洋政治思想の通史を扱います。人類が「政治」という営みを始めて以来、思想家たちはそれをめぐって様々な思索を展開してきました。そこには、何が良い政治なのか、どうすればそれが実現できるのか、あるいはそもそも「政治」とは何か、という根本的な問いが含まれており、そのような思想の分厚い蓄積の上に私たちの政治理解も成り立っています。とはいえ、時代背景の異なる古典的なテクストを一人で読み解くのは困難な作業です。そこで講義では、主要な思想家たちがどのような課題と格闘しながら自らの思想を生み出していったのかを詳しく説明することで、受講生一人一人が政治思想のテクストを自ら読めるようになるための手助けをしたいと思います。それを通じて、これまでとは別の新たな視点から政治について考察できるようになることが究極的な目標です。
第1回講義内容
イントロダクション
第2回講義内容
政治とデモクラシー
第3回講義内容
プラトン
第4回講義内容
アリストテレス
第5回講義内容
共和政ローマの政治思想
第6回講義内容
帝政ローマの政治思想
第7回講義内容
マキアヴェッリ
第8回講義内容
ホッブズとロック
第9回講義内容
モンテスキューとルソー
第10回講義内容
カントとヘーゲル
第11回講義内容
トクヴィルとミル
第12回講義内容
総括
その他の学習内容
・十分な予習・復習が必要です。詳細については「受講上の要望」を参照のこと。
中間レポートと期末レポートにより評価します。
プリントを適宜配布する
『西洋政治思想史』/宇野重規 有斐閣 2013
『政治思想史入門』/堤林剣 慶應義塾大学出版会 2016
重要なテクストの抜粋を事前に配布します。予習として、参考文献やインターネット等を手掛かりにしつつ、その内容について考えてみること。授業後は復習として、扱われたテクストを読み直し、自分で解説できるようにすること。それぞれ90分程度が目安です。