科目名 | |||
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英語(ライティング)6 | |||
担当教員名 | |||
井上 愛子 | |||
科目設置 | 総合教育科目 | 授業形態 | 夜間スクーリング |
科目種別・類 | 外国語科目/英語 | 単位 | 1 |
キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2021 | 授業コード | 22121 |
開講期間 | 10月1日(金)〜12月24日(金) | 曜日・時間等 | 金曜日、18:20~20:05 |
オンライン授業(リアルタイム形式)
高校英語の文法と語彙の復習ができるような文法参考書や問題集を自分で選び、一通りおさらいをしてきてください。
英英辞典の手元に置いての学習を推奨しますが、英英辞典をネットで使うことで代替可能です。
ライティング課題のテーマは持続可能な開発目標(SDGs)に関する内容です。事前に背景知識を得ておいてください。
本授業では、英作文の基本であるパラグラフ・ライティングを中心に学びます。
毎回の授業ではテキストに沿って進め、様々な型のパラグラフを創るのに必要な基本的知識や具体例を学びます。最初に、書式と句読法の基本を確認し、授業の各回で短い文の英作文を行い、小テストの形式で文法の確認もしていきます。
事前にテキストを3回読んで演習問題に取り組んでから授業に臨んでください。お手本となる英文を多読することにより、ライティングのスキルと文法の確認も行っていきます。(その方法としてスラッシュリーディングについて授業内でふれます)
各回の授業でパラグラフ・ライティングに必要な基本知識と文法の確認の小テストを実施し、毎回授業の内外でライティングの課題を出します。
最初の第1回から3回では、パラグラフの構造を理解することに焦点を絞り、パラグラフの機能、主題(topic sentenceで表されるmain idea)や支持文(supporting sentences)の役割を理解していきます。
第4回から11回では、様々なパラグラフの型を学びます。時間の順序、空間の順序、過程・手順と指示、因果関係、例示、定義、分類、比較・対照などです。12回目は総合的なふりかえりと小論文の作成について説明します。
各授業の流れは、テキストの各章の学習目標に従って、3段階方式となります。(1)基本的な考え方の理解、(2)豊富な具体例で練習問題に取り組み、(3)実際の作文作成のホームワクワクに授業後2日以内にkcc-Track経由で提出する、という流れです。締切迄に受け取った課題は3日以内にフィードバックと共に返信する予定です。(作文のテーマはSDGsの教材から指定します。SDGsがテーマの貸出テキストを講座開始前に発送します。)
参考文献のStudy skills for College Englishは経済学部での必修英語のテキストで、ライティング・スキルを英語で説明しています。英語で論文を読んだり書いたりする学生には必須の書です。
英作文の際は、原則、翻訳ソフトや他者の力を頼らずに自分の力で取り組んでください。授業にて適宜翻訳ソフトやクラスメートの協力(相互チェック等)を活用する方法について指示いたします。
各授業では、出席=授業参加ととらえます。具体的には、予習した練習問題について発表または発言を求めますので、インターネット環境を整えて臨んでください。Zoomの機能を使って、学生同士のディスカッションや講師と個別の質疑応答もします。
講師自身、過去に米国大学の国際ビジネス経営研究機関勤務、日本企業で行われた異文化コミュニケーション研修運営、外資系企業社内通訳・翻訳などを経験しています。これらの経験と異文化コミュニケーションの観点からライティング向上に役立つと思われる内容を講義に盛り込む予定です。
本講座が受講者の皆さんの実践的な英作文への基礎作りとなることを願っています。
第1回講義内容
授業概要の説明
英文法と語彙の確認
Writing Guide-書式と句読法
Chapter 1 What is a Paragraph
第2回講義内容
Chapter 2 The Topic Sentence
Chapter 3 Supporting Sentences
第3回講義内容
Chapter 1-3 Paragraph writing introduction review
第4回講義内容
Chapter 4 Time Order
Chapter 5 Space Order
第5回講義内容
Chapter 6 Process and Direction
Chapter 7 Cause and Effect
第6回講義内容
Chapter 7 Cause and Effect
第7回講義内容
Chapter 8 Examples
Chapter 9 Definition
第8回講義内容
Chapter 8 Examples
Chapter 9 Definition
第9回講義内容
Chapter 10 Classification
Chapter 11 Comparison and Contrast
第10回講義内容
Chapter 10 Classification
Chapter 11 Comparison and Contrast
第11回講義内容
Chapter 4-11 Paragraph Writing Q & A
授業前に最終課題提出
第12回講義内容
Chapter 12 Review
Chapter 13 Short essay
総括
その他の学習内容
・課題・レポート
・小テスト
出席点30%
課題30%
小テスト30%
最終パラグラフライティング課題10%
*授業内演習が中心の授業なので、出席時間8割以上を評価対象とし、それ以下の場合は単位は認められません。
Get Your Message Across効果的なパラグラフの書き方/神保尚武他 南雲堂 2008
ライティング課題用にSDGsに関わる内容の英文テキストを貸与します(無料)。講座開始前に各自に届くように手配します。
Study Skills for College English 2nd Edition/慶應義塾大学経済学部英語部会 慶應義塾大学出版会 2011
上記の繰り返しになりますが、高校英語の文法と語彙の復習ができるような文法参考書や問題集を自分で選び、一通りおさらいをしてきてください。
英英辞典をネットで使えるようにしておいてください。英英辞典の手元に置いての学習を個人的にお勧めしております。
授業出席8割以上が単位取得前提条件になります。(ネットで受講状態でも小テスト時や発言を指名した時不在の場合は欠席とみなされます)
目安となる勉強時間は復習(授業内の課題復習と英文リーディング最低3回)に90分、課題のライティング60分(毎回授業後2日以内に提出)、予習(次回の授業の章の英文リーディング最低3回と問題演習、小テストの準備)90分とかなりハードになるかと思います。個人でペースが異なると思いますが、授業外で4時間程度勉強時間を確保できる方のみ受講してください。
課題での英作文の際は、原則、翻訳ソフトや他者の力を頼らずに自分の力で取り組みます。授業内にで適宜翻訳ソフトやクラスメートの協力を活用する方法について指示いたします。引用の際に、参考文献が明記されない場合は剽窃とみなされるので注意が必要です。この点についても授業で説明いたします。
ライティング課題のテーマはSDGsに関わる内容ですので、背景知識を蓄えておくと課題取り組みに役立ちます。ライティングでは正確さと丁寧さが重要です。授業内のディスカッション等を通してクラスメートと切磋琢磨する意欲ある学生の参加をお待ちしています。
あり