慶應義塾大学通信教育部シラバス

科目名
英語(リーディング)N
担当教員名
赤羽 俊昭
科目設置 総合教育科目 授業形態 夏期スクーリング
科目種別・類 外国語科目/英語 単位 1
キャンパス - 共通開講学部 -
設置年度 2021 授業コード 22105
開講期間 II期 8/17~8/22 曜日・時間等 3~4限 14:15~18:00

実施形態

オンライン授業(オンデマンド形式)

上記の授業を実施するにあたり学生が準備しておくもの

インターネットに接続可能な環境

授業科目の内容

 様々な内容の英文を、設問に取り組んでもらいながら読み進めていきます。映像や音声を伴う英文を読む場合は、それらを参照してもらいます。1回の授業で1つの英文を扱う予定です。
 第1回と第2回では、国際的な英語試験として知られるTOEICから出題します。日本でもおなじみの文法問題や読解問題はTOEICではReading Sectionと呼ばれていますが、そこから出題します。記号選択問題ですから、気楽に取り組めると思います。
 第3回と第4回では、英語による講演に挑戦してもらいます。教材はTED (Technology, Entertainment, Designの略)という団体が運営するホームページに掲載されているものを使います。TEDでは講演の映像はもちろん、講演者が喋った言葉を英文にして、映像や音声と連動して読むことができるようにしながら、さまざまな分野の講演を紹介しています。英文原稿には教員が注をつけておきます。皆さんは英文を読みながら、これまた教員が用意したいくつかの設問に取り組むことになります。
 第5回と第6回では、英語新聞のThe Japan Timesを読んでいきます。英文には教員が注を付けておきます。設問を解いてもらいながら英文を読んでいきます。
 第7回と第8回では、英語新聞のThe New York Timesを読んでいきます。やり方はこれまで通りですが、英語が少し難しくなるかもしれません。
 第9回から第12回までは、英語雑誌のThe Economistを読んでいきます。イギリス英語で書かれていますが、特に気にすることはないでしょう。

第1回講義内容
TOEICのReading Sectionの中から、単文穴埋め問題30問に挑戦しましょう。

第2回講義内容
引き続きTOEICのReading Sectionから出題します。今回は長文穴埋め問題および読解問題から出題します。問題数は多くありませんが、読んでもらう英文の量は増えます。

第3回講義内容
TEDに掲載されている講演原稿を読んでいきます。いずれの講演も各国語に訳されていますが、日本語の場合、早いものですと一カ月も経たないうちに和訳が掲載されてしまいます。和訳されてしまっては教材としては使えなくなりますから、いきおい比較的新しい講演を利用することになります。課題には、講演が5分前後で終わる短いものを選びます。

第4回講義内容
今回の課題もTEDによるものですが、【第3回】とは別の話題を扱います。

第5回講義内容
英語新聞の読解に挑戦してもらいます。今年のThe Japan Timesに掲載された日本関連の記事に、和訳を中心としたいくつかの設問を作っておきますので、それに取り組んでもらいます。

第6回講義内容
前回と同じくThe Japan Timesからの出題ですが、別の話題を扱います。

第7回講義内容
今回も英語新聞を読みますが、記事はThe New York Timesを使用します。やり方は前回までと同じです。

第8回講義内容
前回と同じくThe New York Timesからの出題ですが、別の話題を扱います。

第9回講義内容
今回から英語雑誌のThe Economistの記事を、これまでと同じやり方で読んでいきます。今年の日本の社会現象を取り上げた記事を読む予定です。

第10回講義内容
前回と同じくThe Economistからの出題ですが、別の話題を扱います。

第11回講義内容
The Economistからの出題。新しい記事を扱います。

第12回講義内容
最後の授業でもThe Economistの記事を読みます。

その他の学習内容
  ・12回の授業以外の課題は特にありません。

成績評価方法

成績は、第1回から第12回までの各教材の設問に対する得点の合計で決まります。成績評価はS,A,B,C,Dの5段階評価です。

テキスト(教科書)※教科書は変更となる可能性がございます。

教材はすべてPDFファイルにして配信します。

受講上の要望、または受講上の前提条件

各課題の解答と解説は、2回まとめて翌日に配信します。
各課題の注では、日本の高校1年生が習得していると思われる文法事項の説明はいたしません。
ただし課題の解説では、義務教育水準の説明もいたします。