慶應義塾大学通信教育部シラバス

科目名
ドイツ語(中級)Ⅲ-A
担当教員名
中川 純子
科目設置 総合教育科目 授業形態 夏期スクーリング
科目種別・類 外国語科目/ドイツ語 単位 1
キャンパス - 共通開講学部 -
設置年度 2021 授業コード 22134
開講期間 I期 8/10~8/15 曜日・時間等 3~4限 14:15~18:00

実施形態

オンライン授業(リアルタイム形式)

上記の授業を実施するにあたり学生が準備しておくもの

双方向で行いたいと思いますので、カメラ、マイクの装備されたパソコンで参加してください。

授業科目の内容

ドイツ語の文法は一通り勉強したけれども、まだ話すことには慣れていない、発音をもっと勉強したいと考える方を対象にした授業です。本講座では音読を通じてドイツ語の発音を学びます。日本語とドイツ語では音の出し方は大きく異なっています。まずは今まで無意識に発音していた日本語の音について、自分がどのように発音しているのか自覚し、意識して出せるようにします。
授業ではまず単語の発音から始めます。パン、チーズ、ハムなどはドイツでは対面で買うことが多いです。きちんと発音できれば買い物が楽しくなります。バスのチケット、電車のチケットなどを購入するときには地名を正しく発音できなければなりません。観光地の名前など行ってみたいドイツの地名を発音してみましょう。
コミュニケーションには単語の発音だけではなく、文になった時のメロディがとても大きな役割を果たします。アクセントやイントネーションが異なるだけで、意味がすっかり変わってしまうこともあります。日本でも馴染みのある、ドイツ民謡の歌詞などの短い一節の音読を通じてドイツ語特有のリズムやイントネーションにも親しめるようにします。自信を持って発話し、コミュニケーションを楽しめるよう、初めから正しい発音を身につけましょう!

第1回講義内容
ドイツ語の発音の特徴:音と文字の対応

第2回講義内容
ドイツ語らしい音を出す:母音と子音  

第3回講義内容
ドイツの詩を読む: 意味のまとまりを理解する

第4回講義内容
ドイツの詩を読む: イントネーションやリズムを意識する

第5回講義内容
物語を読む:意味を理解する

第6回講義内容
物語を読む:意味を理解する

第7回講義内容
物語を読む:文アクセントとイントネーションを意識する

第8回講義内容
物語を読む:文アクセントとイントネーションを意識する

第9回講義内容
物語を読む:伝えたい情報を意識する

第10回講義内容
物語を読む:伝えたい情報を意識する

第11回講義内容
物語を読む:聞き手を意識する

第12回講義内容
総括

その他の学習内容
  ・小テスト

成績評価方法

最終日に試験を行います。

テキスト(教科書)※教科書は変更となる可能性がございます。

プリントを適宜配布する

参考文献

プリントを適宜配布する

受講上の要望、または受講上の前提条件

辞書を持参してください。
授業中には積極的に声を出し、発音を楽しんでください。