慶應義塾大学通信教育部シラバス

科目名
刑法
担当教員名
佐藤 拓磨/橋本 広大
科目設置 法学部専門教育科目 授業形態 夏期スクーリング
科目種別・類 甲類・乙類 単位 2
キャンパス - 共通開講学部 経済学部でも開講する。
設置年度 2021 授業コード 72107
開講期間 I期 8/10~8/15 曜日・時間等 1~2限 9:00~12:45

実施形態

オンライン授業(オンデマンド形式)

授業科目の内容

第1回から第6回までは、現行刑法の沿革、刑罰制度、罪刑法定主義、犯罪論の基礎といった基本事項について解説します。第7回以降では、主に近時の刑事立法に関するトピックについて解説します。共同担当者の橋本氏は外務省総合外交政策局国際安全・治安対策協力室テロ対策専門員などの職歴があり、第10回・第11回はその実務経験を踏まえた内容になります。

第1回講義内容
イントロダクション、現行刑法の成り立ち、⽇本の刑罰、罪刑法定主義

第2回講義内容
犯罪論の体系、故意作為犯の構成要件

第3回講義内容
未遂犯、正犯概念

第4回講義内容
共犯の処罰根拠、共同正犯と狭義の共犯

第5回講義内容
過失犯の構成要件

第6回講義内容
違法性阻却事由、責任

第7回講義内容
刑事立法総論

第8回講義内容
自動車事故をめぐる刑事立法

第9回講義内容
生活安全をめぐる刑事立法

第10回講義内容
テロ対策をめぐる刑事立法

第11回講義内容
犯罪収益規制をめぐる刑事立法

第12回講義内容
没収・追徴制度の現状と課題

その他の学習内容
  ・課題・レポート

成績評価方法

レポートによる評価。

テキスト(教科書)※教科書は変更となる可能性がございます。

講義資料のデータを配布します。

参考文献

授業内で紹介します。

受講上の要望、または受講上の前提条件

第7回以降の講義は、テキスト科目の学習範囲を超えた応用的な内容を含みます(そのため、科目試験対策・レポート対策としては必ずしも役には立ちません)。その点を留意の上、履修してください。

講師の実務経験※実務家としての経験があり、その知見が授業に反映されている場合に、「あり」と表示されます

あり