科目名 | |||
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現代教師論 | |||
担当教員名 | |||
小林 大祐 | |||
科目設置 | 教職科目 | 授業形態 | 夏期スクーリング |
科目種別・類 | 教職 | 単位 | 2 |
キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2021 | 授業コード | 82101 |
開講期間 | II期 8/17~8/22 | 曜日・時間等 | 1~2限 9:00~12:45 |
オンライン授業(オンデマンド形式)
オンライン授業(リアルタイム形式)
ビデオ会議ツール(例:Webex Meetings、Google Meet、Zoomなど)を余裕を持って動かせるパーソナルコンピューター。カメラ、マイク、スピーカー、十分な速度のインターネット接続など、付随して満たすべき条件については、自分で調べて準備してください。オンライン授業の具体的な進め方については、「教職ログブック」のコース内で説明しますから、それを確認してください。
【授業の到達目標及びテーマ】
公教育の目的が歴史的に変化してきたことを理解し、教師の担うべき役割を現代の社会的要請との関係において検討できるようになることを目指す。そのうえで、教師の職責を遂行するために必要とされる知識や技術の習得過程を、養成から研修へとつながる履修者自身のキャリア形成として展望できるようになることを目指す。
【授業の概要】
現代における公教育の意義と、公教育に従事する教師が果たす役割、また教師の研修・服務・身分保障について概説する。適性判断や進路形成に役立つキャンパス内外の諸機会についても、適宜、情報を提供したい。
第1回講義内容
イントロダクション / 教師に向けられる期待とバッシング / 教育公務員の労働基本権とチーム学校政策
第2回講義内容
戦時中の子どもたち
第3回講義内容
大日本帝国憲法・教育勅語体制下における主権の所在
第4回講義内容
大日本帝国憲法・教育勅語体制下における教育の目的
第5回講義内容
日本国憲法・教育基本法体制下における主権の所在
第6回講義内容
日本国憲法・教育基本法体制下における教育の目的
第7回講義内容
学習権保障と教育権の構造
第8回講義内容
教育権の構造に占める子どもと親の位置
第9回講義内容
教育権の構造に占める学校と教師の位置
第10回講義内容
子どもの成長・発達に関わる多様な専門家との連携
第11回講義内容
教師の職務とその専門性 / 教師が負う責務と身分保障
第12回講義内容
教師の研修に関する文化と法制
その他の学習内容
・課題・レポート
事前レポート・中間レポートの提出を必要条件として、最終レポートの成績によって評定する。
『新採教師はなぜ追いつめられたのか』/久冨善之・佐藤博編著 高文研 2010
『日本国憲法』新装版/ 講談社学術文庫 2013
『新版・教育の自由と権利――国民の学習権と教師の責務』/堀尾輝久 青木書店 2002
『あたらしい憲法のはなし他二篇』/高見勝利編 岩波現代文庫 2013
授業は「教職ログブック」を使って進めます。事前レポートも「教職ログブック」上に出題します。履修者名簿が出来上がり次第、「教職ログブック」にこの講義のためのコースが開設されます。早めにアクセスして、授業の進め方や事前レポートの課題等を必ず確認してください。