実施形態

オンライン授業（オンデマンド形式）

授業科目の内容

この授業では、認知心理学の基礎について解説した後、認知心理学の応用領域として、刑事事件などの捜査や裁判に関する研究について概観します。日常生活で必要でありながらほとんど意識しない視覚・記憶・思考といった認知について、実験に基づいて科学的に考えていきます。そして、それらの知見を社会的な問題に当てはめて考察していきます。

第1回講義内容
視覚

第2回講義内容
注意/ 顔の認知

第3回講義内容
記憶１（短期記憶～長期記憶）

第4回講義内容
記憶２（長期記憶）

第5回講義内容
推論と問題解決

第6回講義内容
判断と意思決定/ 認知と感情

第7回講義内容
目撃者の記憶１（影響を及ぼす要因）

第8回講義内容
目撃者の記憶２（人物同定判断）

第9回講義内容
面接法

第10回講義内容
虚偽自白と虚偽検出

第11回講義内容
裁判員の判断

第12回講義内容
総括

その他の学習内容
　　・課題・レポート

成績評価方法

小レポート（全5回）と課題レポートから総合的に評価します。

テキスト（教科書）※教科書は変更となる可能性がございます。

添付される授業資料を各自で印刷してください。

受講上の要望、または受講上の前提条件

最近出版された認知心理学のテキストを1冊読んでおいてください。