科目名 | |||
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西洋史概説Ⅰ | |||
科目設置 | 文学部専門教育科目 | 授業形態 | テキスト科目 |
科目種別・類 | 第2類 | 単位 | 2 |
キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2022 | 授業コード | T0EA001302 |
この概説は、ローマ帝国期から16世紀中頃までのヨーロッパ史を対象とします。ローマ帝国やヨーロッパ中世は、私たちが思っている以上に、いくつもの面で現代社会に影響を与えています。公正金利、国民、サイエンス、そして皆さんが通っている大学などです。本科目が取り上げるのは、ローマ帝国、その瓦解後の模索、帝国、教皇、周辺の国々、キリスト教の浸透、中世の生活、国民の出現、宗教改革、近代の芽生えなどです。
この主題についてさらに理解を深めるために、テキストの他に、堀越宏一ほか編著『15のテーマで学ぶ中世ヨーロッパ史』(ミネルヴァ書房、2013年)および以下の参考文献も読んでください。
総合教育科目「歴史(西洋史)」を履修していることが好ましい。
「西洋史概説Ⅱ」「西洋史特殊Ⅱ」「西洋史特殊Ⅲ」
科目試験による。
堀越宏一『中世ヨーロッパの農村世界』 (山川出版社、1997年)あるいはF. ギース・J. ギース『 中世ヨーロッパの農村の生活』(講談社、2008年)をかならず読んでください。また山川出版社の「世界歴史体系」シリーズの中世に関する巻、B.H.スリッヘル・ファン・バート『西ヨーロッパ農業発達史』(日本評論社、1969年)、リン・ホワイトJr.『中世の技術と社会変動』(思索社、1985年)、ロベール・フォシェ『ヨーロッパ中世社会と農民』(杉山書店、1987年)、ヴェルナー・レーゼナー『農民のヨーロッパ』 (平凡社、1995年)、森本芳樹『中世農民の世界―甦るプリュム修道院所領明細帳』 (岩波書店、2003年)なども有益です。
レポート作成のために、必ず上記の参考文献も読んでください。
レポートは、単にテキストと参考文献の丸写しや抜き書きではありません。自分自身の言葉でレポート課題の問題に対応した答となるよう作成してください。