科目名 | |||
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親族法 | |||
科目設置 | 法学部専門教育科目 | 授業形態 | テキスト科目 |
科目種別・類 | 甲類・乙類 | 単位 | 1 |
キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2022 | 授業コード | T0EC001703 |
民法・親族編を対象としています。法が家族に関してどのような規律を行っているのか、法の基本的考え方を踏まえて理解しましょう。まず、夫婦とは何か、婚姻の成立及び効果を学び、次に婚姻の解消=離婚の手続及び効果、さらに、婚姻外の関係についての法的保護について理解します。第2に、親子関係について、法的親子(実親子、養親子)関係の発生や、親権制度を中心とした法的親子関係の効果について理解します。最後に、それ以外の親族関係について生じる扶養や後見制度について学習します。最近、親族法にも改正あるいは改正の検討がなされています。2019年には特別養子法の改正も行われ、引き続き、法制審議会では親子法制や家族法制の検討が進んでおり、法改正が実現する予定です。こうした新しい動きにも関心を持って学習を進めてください。
高橋=床谷=棚村『民法7 親族・相続(第6版)』有斐閣、2020年
テキストは、家族法の概要・ポイントがコンパクトに説明されておりますので、丁寧に読み進んでください。
さらに、学説の理解を深めるために、参考文献①を熟読することにより、テキストの概説の理解を補ってください。
また、最近の判例の動向は②を参照してください。
「民法総論」を履修済みであること。
「相続法」
科目試験による。
①犬伏=石井=常岡=松尾『親族・相続法(第3版)』弘文堂、2020年刊行
②水野紀子ほか『民法判例百選Ⅲ(第2版)』有斐閣、2018年
基礎知識をふまえて論点を整理すること。教科書・参考書の丸写しはしないこと。参考文献①は基本的な親族法の考え方を丁寧に解説したもので、学習を進める際の手掛かりにしてほしい。